Hack
The
Innovative
Future

本年3月に開催された日印首脳会談で岸田首相とモディ首相は、日印国交樹立70周年を契機として「人的交流」をさらに進めていくことで一致しました。本アイデアソンは日印間の人的交流を前進させるものであり、本イベントによって、同じことを体感し、異なる価値観を共有することを通じて、日印の若者が未来の可能性を共に切り開くことができるものと思います。両国の若者にとって素晴らしい体験となる本イベントが成功することを心より祈念しております。

2040年頃の日印関係はあなた達の手に！日印の若者がこの体験を通じて互いに共感し、友好を深め、両国の未来を切り拓く契機となることを期待しています。デリーからバラナシへの旅を通じ何を感じ、何に共感するのか？そこから生み出されるアイディアは？ お楽しみにしています！

真の国際交流とは、お互いが住む土地に立ち、同じ空気を吸い、会話をし、お互いの生活に触れる中で育まれていくものではないでしょうか。今年70周年を迎えた日印関係を今後更に発展させていくためには、単に年数を積み重ねるのみならず、UNCONSCIOUS BIASの無い“真の相互理解”が必須です。「百聞は一見に如かず」、あなたの五感で「インドの今」を体験し、現地で出会う新しい友人達と日印のあるべき将来像を大いに語り合ってみてください。

これに関わる全ての人にとって、本活動は一つの「人生経験」になることでしょう。心を開けば、国籍を超えて自然にお互い人として繋がりあうことが出来ます。皆様の積極的な参画と情熱によって、この貴重な機会が二国間の歴史の一ページに残る記念すべき出来事になってくれる事と確信しています。旅路での挑戦を通じて相互の絆を育んでいきましょう！そして、未来を自分自身の手で創り上げる喜びを体験しましょう！

私が初めてバラナシを訪れたのは、皆さんと同じ大学生の時でした。「人が生きるとは何なのか？」「自分の知らない世界を体験したい」「自分の将来を変えるきっかけを掴みたい」と聖なるガンジス河で沐浴したのを昨日のことのように覚えてます。劣悪な厳しい環境の中でも前向きなインド人のパワーと人柄に魅せられ、将来はインドで働きたいと決意しました。初めてインドを訪れてから35年、私はいまだにインドで人生の修業を続けており、大変なこともありますが、実り多い人生につながっていると信じています。皆さんと一緒に語り合える日を楽しみにしております。

世界は様々な意味で変化をしています。加えてインドは地政学的にも今後より関係を深めていく国の一つです。Perfectionを求めて様々なプロセスを経ようとする日本、あり合わせでも物事を解決しようとするジュガールのインド。異なる価値観を持つ同世代との交流や多様な社会を体験することで今一度未来に向けて自分のキャリアややりたいことを考えるいい機会になればと思います。